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TOKOROZAWA SUBURBAN COURT コンセプト

 日本の建売分譲住宅の窮屈なプランは我々だけでなく皆不満を感じていることでしょう。
しかしながら企業であれ個人であれ、狭い日本で土地を資産と考えた場合、資産効率の観点から建蔽率目一杯に計画するのは致し方ありません。
分譲住宅の場合はさらに売り手の利益効率が優先します。
しかし考えてみてください、本来の「快適に住む」という目的を考えると無駄に思えるスペースや、風通しや光の入り方や、空の広さ、植栽の配置など利益効率より優先すべき価値はたくさんあります。

 過去の公団住宅等は、土地を地方自治体が所有しているために、現代の分譲マンションより共用部にゆとりがあり庭も充実していました。そこで今回は分譲住宅で土地を個人の資産として所有するのではなく、賃貸の方がむしろゆったりと土地の活用が出来、生活の豊かさを得やすいのではないかと考え、そういった提案をして頂いた施主と出会うことができました。

 PFSがまず参考にしたのはアメリカの郊外住宅サバービアです。共有スペースを中心に、Single House(戸建て)6棟と、Terrace House(1棟3世帯)2棟が程良い距離感を持って囲んでいます。セットバックされた2階部分が空の広さを引き立て、各戸が芝の庭と多用途に使えるバックヤードを有します。小さくて機能しない様な玄関や廊下はつくらず、各戸74〜78uとコンパクトながら20帖のLDKやゆったりとしたランドリールームを確保することを優先しました。
Solso Farmによる植栽も、単なるデコレーションではなく、木陰に集まる人の風景や、最低限守るべき距離感など機能面も考慮し計画されています。

「所沢サバーバンコート」が、人間的な躍動感と豊かさを放つ場所として、永く所沢で愛される場所になることを願っています。

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設計担当 桝本由揮

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